RCEPの可決で今後日本に沢山の「移民」がやってきます。ウイグルのようになるのも間近に迫っています。
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4月15日にRCEPが可決されました。
福島原発の処理水の問題の裏で可決されました。
しかも国会審議はたった2日でです。
まさに火事場泥棒、ショックドクトリンとはこのことです。
RCEPの可決によって貿易は捗るでしょう。
その反面日本に大量の「移民」がやってきます。
RCEPの可決は中国の一帯一路の完成を意味します。
中国は本気で日本を取りに来ています。
日本が今非常に危ないです。
ではRCEPについて特徴や問題点について書いていきます。
まず、RCEPとはASEAN加盟10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と、そのFTAパートナー5カ国(オーストラリア、中国、日本、ニュージーランド、韓国)の間で、2020年11月15日に第4回RCEP首脳会議の席上で署名された経済連携協定 (EPA) です。
また、署名15か国は、世界の人口とGDPの3割を占めています。
地域的な包括的経済連携協定と呼ばれています。
RCEPの特徴
1.全てのASEAN加盟国が含まれており、巨大市場参入へのチャンスがある点。
2.協定参加国に、インドネシアやマレーシア、また中国など世界的に見ても人口大国といえる国々が名を連ねている点。
3.関税の引き下げによる貿易円滑化する点。
例えば工業品の場合、15カ国全体で約92%の品目について関税の撤廃が行われます。
RCEPに加盟した各国のGDP押し上げ効果を見てみるとそれぞれの国のGDPは上がりますが、中国、韓国・ブルネイ、日本の効果が突出しています。その中でも中国が最もメリットを得ます。
このため、RCEPは「中国が中心の世界最大の自由貿易圏」とも言われています。
このことから中国の一帯一路の完成形とも呼べるでしょう。
TPPとの違い。
1.参加国が異なる。
2.中国やASEANの加盟国が多く、アジア中心の貿易協定であること。
3.労働基準や環境基準が厳しくなく、カバー範囲が広い。
私は特に3の点から日本がウイグル自治区の様になりかねないと考えています。
日本が受け取るメリット
1.関税が撤廃され、ビジネスチャンスが広がる。(特に工業製品では約92%の関税撤廃)
2.中国の巨大市場へのアクセスが容易になる。
3.別の経済協定と比較検討がしやすくなる。
1の点では関税が共通して下がるため、安価な中国製品等がより日本の市場に流入してくる可能性が高いと見ています。
日本が受けるデメリット
1.安い製品や食物がより流入してくる様になる。
2.知的財産権の侵害や偽造品が沢山出回る様になる。
3.移民がやってくる。
特に1の点で挙げたことは日本の食料自給率のさらなる低下や遺伝子組み換え食品がより流通する様になることが考えられます。まぁ、日本の添加物基準や農薬残留基準等は世界一甘いので現在でも日本産だから安心ということは有り得ないですけどね。。。。
3の点は非常に危険です。移民の流入に伴い、日本の治安が急速に悪化します。ビジネス交流とは上手く言ったもので、急速に移民が増えるでしょう。このタイミングで戦争でも勃発してしまった日には国家総動員法の発令に伴い、昨日まで職場仲間だった人が一瞬にして敵に変わってしまいます。
多くの日本人はこの法案が可決したことさえ知りません。気づいてからでは遅いんです。
RCEPの加盟を断った国と加盟させて貰えなかった国。
加盟を断った国:インド
インドは元々加盟する予定でした。
しかし、加盟した際に安価な中国製品の流入で、国内産業が大きなダメージを受けることを懸念しました。
また、インドはアメリカとも中国とも一定距離を保つ貿易を基本方針としています。
現状を踏まえると、中国ともアメリカとも距離を保ちながら、自国産業を強くすることが1番利口な手段だと私も思います。
日本としてはインドの加盟を願っていたこともあり、形としては非常に悔しいと思われます。
加盟させて貰えなかった国:台湾
台湾も元々加盟を希望していました。
しかし、中国から加盟を許可されませんでした。
加盟の条件としてはマカオや香港のように「1国2制度」を導入せよ、と通達があったのだと考えられます。
RCEPは中国から台湾への経済封鎖にも似たモノであると考えることができます。
まとめ
・RCEPは中国の「一帯一路」の完成形
・大量の移民が日本に押し寄せてくる
・安価でより危ない食品がやってきて、食料自給率が危険
・工業製品等は日本にも大きなビジネスチャンスが存在している
中国は台湾をそして日本を本気で取りに来ています。日本は今非常に危険な状態です。
日本の政治家や官僚は自分達の利権に目が眩んで国民の事など気にもとめていない人ばかりです。
自分達の身は自分達で守るしか方法はないのかもしれません。
ただ、国民1人1人の行動で何かは変わります。
こんな未来がやってくるのが嫌なら、選挙で自分達の民意を示していく必要があります。
武力での衝突もそう遠くない未来に起こり得ます。
1人1人の気づきや行動が本当に大切です。
微力ながら私も頑張っていきます。